中小企業のWeb活用術3

3.名刺にURL、メールアドレスがないと・・・

インターネットが一般に商用利用されるようになってから15年以上が経過しようとしています。すでに「大手」「中堅」といわれるような企業や主要な団体で自社のホームページが開設されていないところは皆無に等しい状況でしょう。どんなにいい仕事の腕があっても、他にない優れた商品や独自のサービスや企画を持っていても、知られなければ商圏はごく小さいものになります。 好むと好まないにかかわらず世の中は変化し、人々の物の見方、感じ方もそれにつれて変わっていくのはごく自然な成り行きとして受け入れざるを得ません。単刀直入に言いますと今や「URLとメールアドレスの書いてない名刺は軽く見られかねない」ということです。インターネットというメディアの登場、新しい時代の動向に対して「ついて行けてない会社」という見られ方をしても仕方がありません。

ではホームページを作ったとして、そのアドレスが、もし

"http://www.[プロバイダ名].ne.jp/[云々]/[云々]/[あなたの会社名]"

であったりすると、相手の受ける印象は・・・残念ながらかなり割引きされてしまいます。せっかく制作業者に依頼してキレイなページを公開していても、名前部分にお金をかけていないのが見え見え=広告宣伝に回すお金がない、と見られかねないからです。あなたは受け取った名刺の会社住所が "○×アパート○×号室[他の会社名]気付" だったら相手を信用するでしょうか?怪しいトンネル会社か何かと思うのが関の山ですね。



同じくメールアドレスも「タダでもらった」ものだというのは見ればスグに想像がつくものなので「対外的にどう見られるか配慮していない」と辛口評価されてしまうことがあります。

http://www.[あなたの会社名].co.jp ・・・ これが理想的です。
http://www.[あなたの会社名].jp ・・・ これも一般的になってきましたし、取得や維持が比較的安価です。
こうするとメールアドレスも "[社員の名前]@[あなたの会社名].co.jp" などとすることが可能になってきますので、見た目にも印象はよく、信用度は少しばかりアップすることと思われます。

この、 "[あなたの会社名].co.jp"の部分を『独自ドメイン名』といい、自由に決められますが取得申請は早いもの勝ちなので、なかなか思った通りのものは取得できません(短い、明快なものは他者が取得済み)。

ドメイン名というのはインターネット上の屋号兼住所と考えればよく、レジストラという代行業者に依頼すれば容易に取得できます。その種類も組織の性格などによって、****.co.jp、****.net、****.biz、****.org、****.or.jp、****.jp、****.info、****.comなど(他にもあります)の中から適したものを使用できますので取得する際にあたってみるとよいでしょう。


 属性   意味   詳細   組織種別 
 .com  commercial 主に営利団体系で使われ、人気があるだけに取りたいドメインはほとんど使われてしまっている。 制限なし(法人および個人向き)
 .net  network 主にネットワーク系で使われる。 制限なし(法人および個人向き)
 .org  organization 主に非営利団体系で使われ、グループで事業・活動をやるときに良い。 制限なし(法人および個人向き)
 .info  information 主に情報関係で使われています。情報の告知・発信などに。 制限なし(法人および個人向き)
 .biz  business 主に仕事系で使われる。ビジネス活動に最適。 制限なし(法人および個人向き)
 .jp  Japan 日本向けのドメイン。 制限なし(法人および個人向き)
 .co.jp  商業法人 株式会社、有限会社、合資会社、合名会社、相互会社、信用組合、信用金庫、特殊会社、外国会社 法人向き
 .or.jp  非商業法人 組合、財団法人、社団法人、医療法人など
詳しくは→JPNICのサイト
法人向き
.gr.jp  法人格を有しない団体 複数の日本に在住する個人または日本国法に基づいて設立された法人で構成される任意団体、法人格を有しない団体代表者及び副代表者は日本に在住する個人または日本国法に基づいて設立された法人であること。 団体向き
co.jp/or.jp/.gr.jpは1組織につき、1ドメインのみとなる。
※ 「gr.jp」については、申請の際に、代表者印・副代表者印を捺印した「登録依頼書」と、代表者印・副代表者印の「印鑑証明」の提出が必要。
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