白石町マンガ
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40ステキ~古こ代だいにおいて人ひとびと々が年ねんに2回かいその歌うたがき垣がここ白しろいし石で行おこなわれていたと「肥ひ前ぜんの国くに風ふどき土記」というふるーい書しょもつ物にも残のこっておるまさかさっきの歌うたが―その通とおり!あれは…「「杵杵きき島島しましま岳岳だけだけがあまりにもがあまりにも険険けわけわしいので」しいので」「「草草くさくさをつかみながらをつかみながら立立たたちち上上ああがろうとしたががろうとしたが手手ててがすべってしまい」がすべってしまい」「「思思おもおもわず わず 恋恋こいこいしいしい人人ひとひとのの手手ててををつかんでしまった」というつかんでしまった」という甘甘あまあま酸酸ずずっぱいっぱい歌歌うたうたなのじゃなのじゃ春春はるはるにに豊豊ほうさくほうさく作作をを祈祈いのいのりり秋秋あきあきにはには収収しゅうかくしゅうかく穫穫をを感感かんしゃかんしゃ謝謝するする行行ぎょうじぎょうじ事事だったものがだったものが次次しし第第だいだいにに若若わかわかいい男男だんじょだんじょ女女がが自自じじ分分ぶんぶんのの思思おもおもいをいを歌歌うたうたにに託託たくたくしてして相相あいあい手手ててにに伝伝つたつたええ結結けっこんけっこん婚婚のの申申もうもうしし込込ここみをみをするする場場ばばへとへと変変へんへん化化かかしていったものだとしていったものだと言言いいわれておるわれておる「杵き島しま岳だけがあまりにも険けわしいので」「草くさをつかみながら立たち上あがろうとしたが手てがすべってしまい」「思おもわず 恋こいしい人ひとの手てをつかんでしまった」という甘あま酸ずっぱい歌うたなのじゃ

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