白石町マンガ
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61白しろ石いし平へい野やの干かん拓たくとは豊ゆたかな実みのりを育はぐくむ白しろ石いし平へい野やは、太たい古この昔むかしから自し然ぜん干かん拓たくと人じん工こう干かん拓たくによって造つくられてきました。本ほん格かく的てきに干かん拓たくが進すすみだしたのは、江え戸ど時じ代だいに入はいってからです。その当とう時じ造つくられた土で居いや堤てい防ぼう跡あとが歴れき史し遺い産さんとして町ちょう内ないに残のこっています。最もっとも高たかい堤てい防ぼう跡あとが旧きゅう有あり明あけ海かい岸がん堤てい防ぼう跡あと(2線せん堤てい)の一いち部ぶにあり、その様よう子すは、万ばん里りの長ちょう城じょうのようでもあります。人ひとの暮くらし、産さん業ぎょうを支ささえてきた干かん拓たくの歴れき史し遺い産さんを、波なみの音おとが聞きこえていた当とう時じの様よう子すを思おもい浮うかべながらゆっくり巡めぐってみてください。旧有明海岸堤防跡(2線堤)

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