北波多村教育委員会「北波多村文化財調査報告書」より
飯洞甕下窯は、昭和31年の調査により全面が発掘された。
第5室と第6室間の隔壁が完全に残るなど、非常に保存状態の良い窯跡である。
その後長く調査は行われていなかったが、平成11年度に資料収集を目的として、窯跡の周辺で小規模なトレンチ調査を行った。
 出土した遺物は、碗(1)・皿(2〜5)・小杯(6)・瓶(7)甕などの陶器とトチン・ハマの窯道具である。
No1は鉄釉で口縁内面に列点文を巡らし、
No2は、同じく口縁内面に土灰釉で列点文を巡らし透明釉を上掛けしている。
No3.・4は透明釉、No5〜7は土灰釉である。
NO
  器 法量 釉薬  形態・技法の特徴
口径 底径 器高
13.6 5.2 4.9 透明 畳付回転削り。鉄絵有り
13.6 4.8 3.6 透明 畳付回転削り。土灰釉列点文
11.2 5.0 4.2 透明 縁立皿。畳付回転削り。
11.2 4.8 3.2 土灰 畳付回転削り。
小杯 6.2 4.0 4.6 土灰 底部回転削り。
7.2 - - 土灰 肩部ひ3本の沈線。

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